ひと月ほど前の昼下がり、ぴんぽ~~ん・・・・「あの~、税務署ですけど~、お話聞かせていただきたいのですが~・・・・・・。」
うっ、確定申告テキトーに書いていたのがばれたか???
ひ弱な心臓をバクバクさせながら、呼吸を整えてドアを開けると・・・・・かわいい若い女性がひとり。
すっと鼻の下が伸びたが、警戒はおこたらない。
「あの~、このマンションのオーナーのことなんですが~。」
警戒心はゆるみ、鼻の下はさらに伸びて・・・・かわいい署員だな~と思いながら、なごやかに話が進む。
が、・・・・・突然・・・・呑めない要求が来た。
「こちらの家賃を差し押さえたいので、税務署のほうに振込先を変えていただけますか???」
ついに、まじめになる時が来たか・・・。
「だめ、勝手に契約先と違うところに振り込んで、オーナーとトラブルをおこしたくない。これは強制力のある依頼なのか?」
「いえ、あくまでも協力の依頼です。」
「んぢゃ、他の方法を考えてください。オーナーが売却したり、値上げの方向に向かうのは困る。」
ということで、強制的に振込先を変える場合は、できるだけ早く連絡をよこすということになり、会話終了。
その後、何の連絡もなく、月日は流れ・・・・るほどでもないか・・・。
今月半ばになってオーナーから「家賃の振込先を変えてください。」と、書面で依頼が来た。
ふ~~ん。銀行口座が差し押さえられたのかな。 ま、契約内容の変更なので、依頼を受けることにしよう。
また、月日は流れ・・・・まだいうか・・・。
きょう、ケータイに登録していない電話番号から不在着信が2度・・・。
ネットで番号を調べると・・・・なんと・・・・あのマルサの女のいる税務署だった。
さて、電話をしてあげるべきか・・・・とりあえずは放置しているけど。