昨日午後に辻堂方面で発生した「第2きんぷん丸漂流事故」について、調査委員会の発表があった。
事故は、第2きんぷん丸が航海中に、セールのコントロールはできるもののラダーが効かなくなり、渦巻く風のためにセールだけでは方向が定まらず漂流状態になり、KOGURO Jr の操船する救助艇に押してもらって、沈没や他の船舶等との衝突等することなく接岸したものである。なお、幸いにもこの事故により怪我人を出すこともなかった。
この第2きんぷん丸については、この事故の前日に燃料タンク火災を起こしたため廃船となった「ブラッディ・マリー号」の機関等を移植したものであり、その機関類は消火液がかかったものの、移植にあたって事前の動作検査では問題点は見つかっていない。
事故から一夜明けた本日午前、船体の徹底的調査を開始したところ、ラダーサーボがロックして正常に動作をしていないことが分かった。
サーボロックの原因が、受信機の故障によるものか、またはサーボ単体での故障なのかを調べるため、デッキを外して・・・・・おらーびっくらこいただよ(驚)
サーボ・・・オーバーヒート・・・・なんてものじゃなく・・・・ケースが溶けチョル。
ケース上部を開けて目視点検したところ、モーターに付けられたピニオンギアが、一次スパーギアに融着していた・・・・・火災寸前だったなり(怖)
原因が受信機である可能性もあるので、新しいサーボを受信機につなぎ動作テストしたところ、問題なく動作した。念のため5分ほどジコジコ動かし続けたが、発熱等の現象は無かった。
なぜサーボがロックしたのか原因は不明だが、いいかげんな調査委員会が調査を終了してしまったので、臓物を艇内に納めてデッキを接着し硬化待ちなう。