もう半月も経ってしまったが、7月15日から2泊3日のキビシイ徘徊の記録。
上高地の明神池のほとりにある嘉門次小屋泊の予定で、朝5時に座間の自宅を出発。
順調なDay1のスタート。
8時過ぎには沢渡駐車場に到着し、大正池までタクシーをおごる。
身支度を整えて、のんびりと上流に向けて清流に沿って徘徊開始。
1時間ほどで河童橋に到着し、軽食休憩をとるも、体力・時間ともに余裕ありすぎ。
Day1の目的地である嘉門次小屋までは、あと1時間ほどの距離。
Day2は涸沢ヒュッテ泊なので、嘉門次小屋からの標準コースタイムは5時間、休憩を含めて7時間を予定しているが、できればもっと短縮したい。
だから、出発前に満室で予約できなかった、さらに1時間歩いた先にある徳澤園に、キャンセル期待で電話したら・・・相部屋が予約できた。
嘉門次小屋にキャンセルの連絡を入れて、徘徊を再開。
1時間後に、嘉門次小屋で名物のイワナの塩焼きをいただいた。おいしかったが、ちょっと小さいかな。
2時間後には徳澤園にチェックイン。標準コースタイム3時間のところを5時間かけた優雅な徘徊。
相部屋は木造カプセルホテル風味で、一応両側は薄い木の壁、入り口はカーテンと、まあまあの個室風。
風呂は狭いが清潔で、トイレはウォッシュレット。夕食にはイワナの塩焼きとステーキがついていた。
Day2は1時間ほど梓川沿いに上り、横尾大橋を渡って急登を3時間、計4時間が標準コースタイム。
横尾大橋まではなんとか1時間ほどでたどり着いたが、この先どんだけ時間がかかるか・・・。
山小屋泊なので、極力荷物を減らしたものの、リュックの重さは約8kg。行き交うテント泊の山屋たちの半分以下。
ヒーコラヒーコラ喘ぎながら標準タイムに1時間上乗せで涸沢カールにたどり着いたが、足はプルプル肩はヒリヒリ。
ヒュッテも相部屋だけど、何を気をまわしたのか、男女別の相部屋ではなく、カップル4組の相部屋(驚)
ほかの3組は寄り添って寝ていたけど、親子では禁止行為(笑)
ヒュッテやテント場は雪渓の中にあり、小雨も降り続いていたので寒いし、夜空の星も朝焼け(モルゲンロート)も見ることかなわず。
Day3は、ひたすら山を下りてバス停までの約16キロ。
標準コースタイム6時間を7時間弱で帰投。
バスのステップを上がれる自信がないので、沢渡まで再びタクシーで・・・。
帰路は小仏バス停から30kmの渋滞に巻き込まれたものの、夕方には帰宅できたが、その後1週間は足の筋肉痛。
3日間で17時間、35kmほどの徘徊でした。